中型実験棟建設工事
| クライアント | グローバル・テック様 |
|---|---|
| 工事名 | 中型実験棟建設工事 |
| 工期(竣工) | 2026年2月 |
| 工事概要 | 用途:試験棟(RC造)建築面積5.75×9.35×H7.08 コンクリート壁厚650㎜ 操作室(鉄骨造2階建て)建築面積7.0*6.27×H7.48 |
【お客様の課題】
【高度な安全性能と特殊な換気設備が求められる試験施設の建設 新築プロジェクトとして、RC造(試験場)とS造(計測室)を併設する「中型安全性試験棟」の建設を承りました。本施設は、厚さ650mmの防爆壁や1tの圧力計算に基づいた特注大扉、高さ6m地点への防爆弁設置など、極めて特殊な仕様が求められました。 工期は2025年7月から2026年1月までの約7ヶ月間。限られた敷地内で、施主様ご指定の「スクラバー」や「バグフィルター」といった高性能換気設備を、いかに効率よく機能させるかが重要な課題となりました。 】
【Forest plusからのご提案】
複雑な配管ルートの構築と、特殊構造における各種納まりの最適化
施主様ご要望の機器類を確実に収めるため、施工現場の状況に合わせた技術的な調整を重ね、以下の施工を行いました。
• 配管ルートの最適化
複数の大型換気設備から延びるダクト・配管類が、650mm厚の防爆壁や高さ7.48mの空間を効率的に通過できるよう、3次元的にルートを策定。将来のメンテナンス性を考慮したレイアウトを実現しました。
• 特殊部位の建付と納まりの徹底
防爆弁の垂直取付や特注大扉の設置において、構造体との干渉を事前に精査。重量物である扉の挙動と気密性を両立させるため、周辺の下地および開口部の納まりをミリ単位で調整しました。
• 異種構造接続部(吊り折板)の処理
RC造とS造、およびその間を繋ぐ約2mの「吊り折板」エリアにおいて、構造が異なることによる挙動差を考慮した止水・防水処理を行い、施設全体の機能性を担保しました
【工事後の成果】
指定設備の設置および各種接続工程の完了
2026年1月末、すべての工程を完了し、予定通り竣工いたしました。厚い防爆壁に囲まれた特殊な環境下においても、ご指定いただいた各設備が、設計された配管ルートを介して適切に配置・接続されています。
RC造とS造という異なる構造を跨ぐ施設全体の防水・気密性能を確保し、試験棟として求められる基本的な機能を備えた状態でのお引き渡しとなりました。Forest plusは、特殊な施工条件や複雑な設備配置を伴う現場においても、着実な工程管理と確実な技術対応に努めてまいります。